滋賀県木材協会

滋賀県木材協会について

協会について

滋賀県木材協会は、木を扱う(木を植える、育てる、切る、製材する、販売する)個人・団体の相互間連絡等に努める協会です。業界の意向を結集し、建材の発展のために誕生。令和4年3月31日時点の会員数は、134です。

主な活動内容

滋賀県木材協会では一般の方に木材の良さや魅力を知っていただき、できるだけ多くのびわ湖材、県産材が活用されることを目指し、活動しています。

  1. 国の事業

    緑の雇用対策事業
    林業を担う人材育成のため、森林組合のような素材生産組織が新規就業者を雇用して行う研修等に必要な経費を支援する取り組みです。研修生への安全指導や、労働安全コンサルタントによる安全診断の受信勧奨についても実施しています。
  2. 県の委託事業

    木材価格の調査
    滋賀県内で生産されている丸太、製材品および県内で流通している県外産丸太、製材品に関する木材市況流通調査を実施しています。価格調査や流通量の調査も含みます。
    人材育成事業
    林業・木材産業の協会員を対象に、県産材の製材加工の品質工場、作業の安全向上・利用促進を図っています。そのほか、川上・川中・川下の連携強化による県産材の加工、流通、利用に対して専門知見を持つ人材育成に向けたセミナーの開催も行っています。
    木育推進強化事業
    滋賀県の「琵琶湖森林づくり条例 第18条 2項」に「木育」の言葉が入ったことを受け、県民をはじめ多くの方に木への親しみや文化理解を深めることを目的に「木育」を推進しています。イベントを通じた木育の場の確保、木育製品の貸出、木育指導者の育成に向けた木育講座の開催を実施中です。

※(県産材の利用の促進) 第18条 2項

県は、県産材の利用の意義に関する県民の理解と関心を深めるため、木育(木材または木製品に触れることを通じて行う木材の特性、木材を利用する文化および県産材の利用に関する啓発活動をいう。)を推進するものとする。

講習会

今後の活動内容、ポリシー

林業には、「川上・川中・川下」の考え方があり、どの場所が欠けても成り立ちません。例えば、山の管理・手入れを継続するためには、適正価格での流通が必要です。
協会では若い方が夢を持って働ける環境づくりや後継者問題の解決を目指しています。素材生産や製材といった業種の枠を超え、相互交流の中で、新たな事業が生まれる機会提供に努めます。